第9巻
プピーユ 1999

ブラックのジャズが流れる、濃厚な一杯
黒い果実のジャムとジャズのリズムが響くように。
- 国
- フランス
- 地域
- ボルドー
- 葡萄
- カベルネ・ソーヴィニヨン、メルローほか
- 年代
- 1999年
- 生産者
- フィリップ・カリーユ
- 登場シーン
- 亡くなった先輩が雫に飲ませようとしていた赤ワイン。最初は結構気むずかしい感じがするが、とにかく香りがよく濃厚でジャミーな黒い果実の味わい。バックミュージックは絶対にジャズ。それも黒人のビンビンにソウルフルな。スイスで行われた専門家によるブラインド・テイスティングで「ペトリュス」と最後まで優劣を競い合ったワイン。
総合 77 / 100
テイスティングノート
フィリップ・カリーユが手がけるプピーユ、特に1999年ヴィンテージは話題の一本だよ。ボルドーのカスティヨン地区から生まれたこのワインは、カベルネ・ソーヴィニヨンとメルローを中心に作られているんだ。これを開けると、ワインの持つ深い魅力が感じられるはずだよ。
このワインは第9巻で、亡くなった先輩が雫に飲ませたかった特別な赤ワインとして登場するよ。初めはちょっと気難しい印象かもしれないけど、香りがすごくて、濃厚でジャミーな黒い果実が際立っているんだ。ジャズの名曲が流れるような、そんな雰囲気を感じることができるよ。
グラスに注ぐと、縁がレンガ色に変わってきていて、熟成の進んだ印象だね。鼻を近づけると、ブラックベリーやブラックチェリーの香りが広がってくる。そこに少し紅茶やドライハーブのニュアンスも混じっていて、複雑さが増しているんだ。口に含むと、しっかりとしたタンニンが舌を包み込み、力強さを感じる。それを追うように豊かな酸味が広がって、全体としてのバランスがとれているよ。
余韻は長く、複雑な味わいがじわっと残るから、特別な夜にぴったりだね。もし飲むときは、少し時間を置いて空気に触れさせると、より一層その魅力を引き出せるよ。