第9巻
シャトー・ル・パン 1979

幻のヴィンテージ、心を揺さぶる一杯
まるで時間が止まったような、心震わせる出会い。
- 国
- フランス
- 地域
- ボルドー
- 葡萄
- メルロー100%
- 年代
- 1979年
- 生産者
- シャトー・ル・パン
- 登場シーン
- 別荘の地下カーヴにあった赤ワイン。入手困難と言われるファースト・ヴィンテージの1979年。豊多香のコメントで偉大なワインに化けるだろうと評されていたワイン。
総合 77 / 100
テイスティングノート
シャトー・ル・パンは、1970年代にベルギー出身のジャック・ティアンポンが手に入れた小さな畑から生まれたワインで、1979年がその初ヴィンテージなんだ。メルロー100%で仕込まれたこのワインは、今では収集家の憧れの的になっているよ。世界中で手に入れるのがとても難しいこのワインを、グラスに注ぐ機会があるなんて、本当にラッキーだね。
このワインは『神の雫』第9巻に登場するんだ。物語では、別荘の地下カーヴに眠っていたこの赤ワインを、豊多香が「偉大なワインに化けるだろう」と評しているんだよ。まさにその場面を今、君と共有できるなんて、ワクワクするね。
色は深いガーネットで、時間の経過を感じさせるレンガ色の縁がある。この熟成した色合いを見ていると、時間の重みを感じるよ。香りは、ブラックベリーやブラックチェリーの熟した果実の波が押し寄せてきて、その奥にドライハーブや紅茶のニュアンスも見え隠れしている。
口に含むと、広がる果実味が豊かで、タンニンはシルクのように滑らか。酸はなめらかで、全体のバランスがしっかりしているんだ。余韻は長く、複雑で、心地よい満足感が口中に残る。冷涼な場所で保存して、少し大きめのグラスで楽しむと、このワインの真価を十分に感じられるよ。