第7巻

シャトー・グラン・ピュイ・ラコスト 1990

シャトー・グラン・ピュイ・ラコスト 1990

ポイヤックの隠れた宝石

このボルドーは、時を超えて語りかけてくる。

国
フランス
地域
ボルドー
葡萄
カベルネ・ソーヴィニヨン、メルローほか
年代
1990年
生産者
シャトー・グラン・ピュイ・ラコスト
登場シーン
五大シャトーのシャトー・ムートン・ロートシルトにぶつけた赤ワイン。ポイヤックの5級シャトー。
酸味タンニンボディ果実味余韻複雑さ73/ 100

総合 73 / 100

テイスティングノート

シャトー・グラン・ピュイ・ラコストは、ボルドーのポイヤックに位置する古いシャトーで、カベルネ・ソーヴィニヨンとメルローをメインにしたワインが有名なんだ。特に1990年のヴィンテージは、ボルドーの優れた年で、ぶどうが完璧に熟した一本。5級シャトーだけど、その実力は本当に見逃せない。

第7巻に登場するこのワインは、五大シャトーのシャトー・ムートン・ロートシルトに匹敵するとも言われているんだ。物語の中で、重要なシーンで登場して、飲む人を魅了していたのが印象的だった。そんなワインを実際に手に取ると、どんな味わいがあるのか気になるよね。

グラスに注いでみると、深いガーネット色が美しいんだよ。縁はすでにレンガ色に変わってきて、長い熟成を感じさせる。香りは開いていて、カシスやブラックチェリーの濃厚さが鼻に飛び込んでくる。時間が経つと、スパイスや土の香りが顔を出して、さらに奥行きが出てくる感じだ。

口に含むと、まずしっかりとしたタンニンが舌を包み込む。36年の熟成を経たことで、タンニンは滑らかでシルキーな印象なんだけど、まだ力強さを感じるよ。酸味は柔らかく、全体としてバランスが取れていて、余韻は長く続く。特にスパイスと土っぽさが後を引くから、余韻を楽しみながら、また一口飲みたくなる。これを飲むと、確かにシャトー・ムートンにも匹敵すると思うよ。