第6巻
パラッツィ 1999

幻の情熱、スーパー・トスカーナ。
燃え上がる情熱とほろ苦さが交錯する。
- 国
- イタリア
- 地域
- トスカーナ
- 葡萄
- メルロー100%
- 年代
- 1999年
- 生産者
- テヌータ・ディ・トリノーロ
- 登場シーン
- 本間がカトリーヌの結婚式で渡した赤ワイン。燃え上がる恋のように情熱的で甘く、そして失った恋のようにほろ苦い。97年から3年間だけ造られた幻のスーパー・トスカーナ。(2009年より復刻生産)
総合 72 / 100
テイスティングノート
テヌータ・ディ・トリノーロが造る1999年のパラッツィ、これは本当に特別なワインなんだよ。97年からの3年間だけしか生産されなかった幻のスーパー・トスカーナなんだ。そして、それが再び姿を現したのは2009年から。メルロー100%のこのワイン、希少性を感じながら開けるときのワクワク感って、たまらないよね。
『神の雫』第6巻では、本間がカトリーヌの結婚式で手渡した一本として登場するんだ。燃え上がる恋のように情熱的で、失った恋のようにほろ苦い。そんな風に描かれるこのワインは、ただの飲み物以上の何かを伝えてくれる気がする。
グラスに注ぐと、深いルビー色が目を引くんだ。香りはブラックチェリーやプラムが主体で、ほんのりスパイスが混ざる。まるで香りだけでワインの物語を読んでいるかのようだ。口に含むと、タンニンはしっかりしているけど、決して硬くない。むしろヴィロードのように滑らかで、その豊かな果実味が広がる感じがいいよね。酸味も溌剌としてて、全体を引き締めてくれるから、飲み飽きないんだよ。
余韻にはほんのりビターさがあって、それが大人っぽさを感じさせる。しっかりとした骨格と複雑な味わいがあり、記憶に残る一本だよ。少し大きめのグラスでじっくり楽しむのがいいかな。