第6巻
シャトー・ラフィット・ロートシルト 2002

ボルドーの歴史が詰まった一杯
広がる味わいは、夢の中の白鳥城のようだ。
- 国
- フランス
- 地域
- ボルドー
- 葡萄
- カベルネ・ソーヴィニヨン、メルローほか
- 年代
- 2002年
- 生産者
- シャトー・ラフィット・ロートシルト
- 登場シーン
- 石河兄弟の店で五大シャトーを一気飲みしたうちの1本。城だ。白亜の城だ。巨大な城が森の向こうに待っていた。これはノイシュバンシュタイン城。白鳥城と呼ばれる、世界で最も美しいドイツの城だ。芸術を愛したルートヴィヒ二世が17年の歳月を費やして造り上げた夢の世界そのもののワイン。
総合 78 / 100
テイスティングノート
シャトー・ラフィット・ロートシルトの2002年ヴィンテージは、ボルドーを代表するワインの一つなんだよ。カベルネ・ソーヴィニヨンを主体にメルローなどをブレンドしたこの赤ワインは、ロートシルト家の長い歴史と情熱が詰まってるんだ。彼らの熟練した技術が、この一本に凝縮されていて、24年の熟成を経てもなおその魅力を放っている。
『神の雫』第6巻で登場したこのワインは、石河兄弟が五大シャトーを試すシーンで出てくるんだ。まるでドイツのノイシュバンシュタイン城のように壮麗な存在感を持ち、ワインそのものが夢の世界を表現していると描かれていたよ。そんな美しいイメージを抱きながらこのワインを味わうのは、とても特別な体験だよね。
グラスに注ぐと、深いガーネット色の液体が輝いて、レンガ色の縁取りが熟成の証を示している。香りは開いていて、ブラックベリーやカシスの濃厚な果実感が漂う。そこに杉の木やドライハーブのニュアンスが加わって、複雑なアロマを作り出しているんだ。この香りだけでも、しばらく楽しめるよ。
口に含むと、しっかりとした骨格が感じられて、タンニンは緻密で滑らか。酸味も力強く、でもちゃんと丸みがあって、全体のバランスを保っている。最後の余韻は長くて、口の中にスパイスや果実のアクセントが残るから、もう一口、もう一口と飲みたくなっちゃう。これを楽しむなら、ちょっと大きめのグラスで18度くらいがいいかな。