第6巻
シャトー・オー・ブリオン 2002

ボルドーの静けさと祈りの声を味わう
色とりどりの装飾が織り成す静けさと複雑さ
- 国
- フランス
- 地域
- ボルドー
- 葡萄
- カベルネ・ソーヴィニヨン、メルローほか
- 年代
- 2002年
- 生産者
- シャトー・オー・ブリオン
- 登場シーン
- 石河兄弟の店で五大シャトーを一気飲みした最初の1本。これは東洋の寺院。色とりどりの絢爛な装飾が織り成す複雑な様式美。静けさの中どこからともなく聞こえてくる祈りの声。そして薄く立ちこめる香の煙、その官能のようなワイン。
総合 77 / 100
テイスティングノート
シャトー・オー・ブリオンは、ボルドーの中でも特に名高い赤ワインの一つで、カベルネ・ソーヴィニヨンやメルローなどのブドウを使って造られているんだ。2002年のヴィンテージは、瓶内で約24年も熟成されていて、開けるときの期待感がすごいよね。ボルドーの魅力をしっかりと感じられる一本で、特にこのヴィンテージは、熟成した風味が際立っているんだ。
このワインは、第6巻で石河兄弟が集まった場面で登場するんだよ。彼らが五大シャトーを一気に飲む中で、最初に選ばれたのがこのワインだったんだ。それはまるで東洋の寺院のようで、色とりどりの装飾が織り成す複雑さがあるんだ。静かな中で聞こえる祈りの声や、香の煙が漂うような感じで、その時の雰囲気にぴったりだったんだ。
グラスに注いでみると、レンガ色の縁取りがあって、熟成した感じがすぐに分かるよ。香りを嗅いでみると、熟したブラックベリーや干しプラムの香りが広がってきて、少しスパイシーさも感じられる。口に含むと、タンニンが緻密で、酸味は生き生きとしているけど、全体としてはバランスが取れているんだ。余韻が長く続いて、複雑な味わいが口の中でゆっくりと解けていくよ。
このワイン、供するなら16℃くらいがいいかな。グラスは大ぶりの方が、香りがより開くからおすすめだよ。