第1巻

シャトー・レオヴィル・ラス・カーズ 1983

シャトー・レオヴィル・ラス・カーズ 1983

優雅に訪れる時の風景

「風が吹き抜けるとき、そこに時の流れを感じた。」

国
フランス
地域
ボルドー
葡萄
カベルネ・ソーヴィニヨン、メルローほか
年代
1983年
生産者
シャトー・レオヴィル・ラス・カーズ
登場シーン
一青が自宅でテイスティングしたワイン
酸味タンニンボディ果実味余韻複雑さ70/ 100

総合 70 / 100

テイスティングノート

シャトー・レオヴィル・ラス・カーズは、ボルドーのサン・ジュリアン地区にある老舗のワイナリーで、カベルネ・ソーヴィニヨンを主体にしたブレンドが特徴なんだよね。この1983年のヴィンテージは、長年の熟成を経てその魅力をさらに引き出しているんだ。

このワイン、神の雫の第1巻で一青が自宅でテイスティングしていたんだよね。そのシーンを思い出すと、彼がワインをじっくりと観察し、香りを楽しんでいる様子が目に浮かぶよ。彼がどんな風にこのワインを感じたのか、想像するだけでワクワクするよ。

まず、グラスに注いでみると、ルビーのように深い色合いで、縁には少しオレンジがかっているのが見える。この色だけで、長い年月を経てきたことがわかるよね。鼻を近づけると、カシスやブラックチェリーの濃厚な香りが広がって、どこか古い本棚を探検しているような気分になる。そして一口含むと、滑らかなタンニンが舌を包み込むんだ。果実味がじんわりと広がって、時間とともにスパイスや杉の木の香りが顔を出す。

このワインの余韻はとても長く、まるで絹のように優しく包み込んでくれる。酸味は力強く、それでいて丸みも感じるから、味わいがとてもバランスが取れているんだ。43年もの間、熟成を重ねてきたこのワイン、特別な場面でじっくりと楽しみたいね。