第1巻
シャトー・ムートン・ロートシルト 1982

時を超える芳醇な奇跡
時間の重みがワインに刻まれている。
- 国
- フランス
- 地域
- ボルドー
- 葡萄
- カベルネ・ソーヴィニヨン、メルローほか
- 年代
- 1982年
- 生産者
- シャトー・ムートン・ロートシルト
- 登場シーン
- 雫と一青が屋敷を賭けてブラインドテイスティングしたワイン。ミレーの晩鐘。
総合 82 / 100
テイスティングノート
シャトー・ムートン・ロートシルト、聞いたことあるよね?あのボルドーの名門で、1982年のヴィンテージは特に評判がいいんだ。カベルネ・ソーヴィニヨンとメルローを主体にしたブレンドで、44年の熟成を経た深みあるボトルなんだよ。
このワインが『神の雫』第1巻に登場するの、覚えてる?雫と一青が屋敷を賭けてブラインドテイスティングをしたときのワインなんだよね。ミレーの晩鐘を彷彿とさせるシーンで、二人がそれぞれワインの奥深さを感じ取っていたのが印象的だったよ。
さて、注いでみると、色は深いガーネットで、縁にはほんのりとしたレンガ色が見える。香りはね、初めにブラックベリーとカシスの濃厚な香りが広がるんだけど、少し時間が経つと甘いバニラやトーストしたオークのニュアンスが顔を出す。熟成しているから、紅茶やドライハーブのような香りも混じっているのがいい感じ。
味わってみて。口に含むと、シルキーなタンニンが舌の上を滑るように広がり、ブラックチェリーのような果実味が口いっぱいに広がるんだ。酸は溌剌としていて、全体的にバランスが取れている。余韻が本当に長くて、最後に少しタバコや土っぽいニュアンスが現れてくるのがたまらないね。このワイン、デカンタージュしてから飲むともっと楽しめるよ。