第24巻

シャトー・トロンコワ・ラランド 2005

シャトー・トロンコワ・ラランド 2005

アドニスのように魅惑的な一杯

アネモネのような儚さと力強さをあわせ持つ。

国
フランス
地域
ボルドー
葡萄
カベルネ・ソーヴィニヨン、メルローほか
年代
2005年
生産者
シャトー・トロンコワ・ラランド
登場シーン
メドックマラソンの途中で飲んだワイン。2003年の格付け見直しで、ブルジョワ級からクリュ・ブルジョワ・シュペリュールに格上げされたシャトー。ギリシャ神話の美の女神アフロディテに愛された美少年「アドニス」のようなワイン。アネモネの花の可憐で儚いところが、男性的でありながらも優しく微笑んで手を差しのべてくるような。シャトー・トロンコワ・ラランド 2005のイメージと重なる。
酸味タンニンボディ果実味余韻複雑さ73/ 100

総合 73 / 100

テイスティングノート

シャトー・トロンコワ・ラランドは、ボルドーの中でも特に注目されるメドック地区のシャトーなんだよ。カベルネ・ソーヴィニヨンとメルローが主要な品種で、2003年の格付け見直しでクリュ・ブルジョワ・シュペリュールに昇格。これが何を意味するかっていうと、品質が確かで、特別な日に開けたくなるようなワインってことなんだ。

『神の雫』第24巻では、メドックマラソンの途中でこのワインが登場したんだよね。アドニスに例えられたこのワイン、まるでギリシャ神話の美の象徴であるアドニスのように、力強さと優しさを兼ね備えているっていうんだ。アネモネの花のような儚さを感じさせつつも、男性的な魅力を持ち合わせている…そんなイメージで描かれてるんだ。

グラスに注いでみると、美しいガーネット色が目を引く。香りをひと嗅ぎすると、ブラックベリーやカシスの深いアロマが広がって、さらに奥には杉やドライハーブのニュアンスも感じるね。口に含むと、滑らかなタンニンがじんわりと広がって、熟した果実の濃厚な味わいが印象的。酸は生き生きとしていて、全体的にバランスが取れているんだ。余韻も長く続いて、最後まで楽しませてくれるよ。