第24巻
シャトー・ド・ロウガ・キュヴェ・デュ・グラン・ペール 2003

親しみやすさと飽きのこない魅力
まるで穿き慣れたジーンズのような親しみやすさ。
- 国
- フランス
- 地域
- ボルドー
- 葡萄
- カベルネ・ソーヴィニヨン、メルローほか
- 年代
- 2003年
- 生産者
- シャトー・ド・ロウガ
- 登場シーン
- マラソンの前夜祭で勧められたクリュ・アルティザンという格付けのワイン。やたらコテコテ着飾ってないし、親しみやすくて飲み飽きない。喩えて言うならお気に入りの穿き慣れたジーンズみたいな魅力のワイン。
総合 68 / 100
テイスティングノート
シャトー・ド・ロウガが手掛けるキュヴェ・デュ・グラン・ペールは、ボルドーの伝統を受け継ぐ心温まる赤ワインなんだよ。このワインは、カベルネ・ソーヴィニヨンとメルローを中心にブレンドされていて、豊かな味わいを作り出している。2003年のヴィンテージは、特に温かい気候に恵まれ、葡萄が非常に熟した年。だからこそ、この一本は特別な仕上がりなんだ。
このワインが作中に登場するのは第24巻のこと。マラソンの前夜祭で、クリュ・アルティザンという格付けのワインとして紹介されている。やたらと飾り立てるのではなく、穿き慣れたジーンズのように、親しみやすさと飲み飽きない魅力を持つワインなんだ。周りが賑やかでも、自分だけの時間に浸れるような、そんな一本。
グラスに注ぐと、深みのあるガーネット色が美しく、時間の経過を感じさせる柔らかなレンガ色の縁取りが見える。香りを嗅ぐと、まず熟したブラックチェリーと干しプラムが豊かに広がり、次第に紅茶やドライハーブのニュアンスが顔を出す。口に含むと、力強いが溶け込んだタンニンが舌に心地よく広がり、余韻は長く、複雑な味わいが続くんだ。酸はなめらかで、全体のバランスが見事に取れている。これを楽しむなら、デキャンタージュしてから飲むとさらに美味しいよ。