第24巻
シャトー・レオヴィル・ラス・カーズ 2004

森を見下ろす誇り高き若鷹
若い鷹が空を舞うように、誇り高き存在感
- 国
- フランス
- 地域
- ボルドー
- 葡萄
- カベルネ・ソーヴィニヨン、メルローほか
- 年代
- 2004年
- 生産者
- シャトー・レオヴィル・ラス・カーズ
- 登場シーン
- メドックマラソン給水所で雫が飲んだワイン。まさに大空を舞う若い大鷹。森を見下ろしながら悠然と旋回している、誇り高き若鷹のようなワイン。
総合 72 / 100
テイスティングノート
シャトー・レオヴィル・ラス・カーズの2004年ヴィンテージは、ボルドーの名門であるこのシャトーが持つ力強さと洗練された魅力を体現しているんだよ。メドックのテロワールを生かしたカベルネ・ソーヴィニヨンとメルローのブレンドが、深い味わいを見せてくれるんだ。このワインを開けると、歴史ある畑の息吹を感じることができるよ。
このワインが登場するのは、『神の雫』第24巻。メドックマラソンの給水所で雫がこのワインを飲んで、その味わいの奥深さに驚いていたシーンが印象的だったんだ。大空を舞う若い大鷹のように、広大な森を見下ろしながら悠然と旋回する、その誇り高き姿がまさにこのワインの風格を表現しているんだ。
グラスに注ぐと、2004年のボルドーレッドらしい深いガーネット色がキラリと輝く。まだまだ若々しいカシスやブラックチェリーの香りが豊かに広がり、その後には森の下草や杉のニュアンスが追いかけてくる。口に含むと、まずは豊かな果実味が広がり、その後に生き生きとした酸味が全体を引き締める。そして、ヴィロードのような滑らかなタンニンが優雅に舌に絡み、余韻にはかすかに土の香りが漂う。
この一本は力強さとエレガンスが同居した、ボルドーの魅力を存分に楽しめるワインだよ。開けるなら、しっかりとデカンタージュしてから18度くらいで楽しむと、その複雑な香りと味わいが一層引き立つと思う。