第24巻

シャトー・ピション・ロングヴィル・バロン 2000

シャトー・ピション・ロングヴィル・バロン 2000

優美な競走馬、その体感をボルドーで

まるで競走馬のような引き締まった優雅さ。

国
フランス
地域
ボルドー
葡萄
カベルネ・ソーヴィニヨン、メルローほか
年代
2000年
生産者
シャトー・ピション・ロングヴィル・バロン
登場シーン
メドックマラソンの給水所で雫が飲んだワイン。グレート・ヴィンテージの2000年。サラブレッド。引き締まった体を持つ、美しい優駿のイメージのワイン。
酸味タンニンボディ果実味余韻複雑さ73/ 100

総合 73 / 100

テイスティングノート

シャトー・ピション・ロングヴィル・バロンはボルドーの中でも名門のひとつなんだよ。カベルネ・ソーヴィニヨンとメルロー、そして少量のカベルネ・フランやプティ・ヴェルドを使って、力強さと優雅さを兼ね備えたワインを生み出している。2000年のヴィンテージは特に良年で、まさに「サラブレッド」という表現がぴったり。ワイン界ではその年のボルドーは伝説的なヴィンテージとして知られているんだ。

漫画『神の雫』第24巻で、雫はメドックマラソンの給水所でこのワインを味わったんだ。マラソン中にこのワインを飲むって、もうそれだけで特別だよね。雫も、まるで優れた競走馬のように引き締まった体を感じたって言ってた。美しい優駿のイメージがぴったりで、ただのボルドーワインじゃない何かを感じたんだよ。

ところで、見た目は深いガーネット色で、熟成が進んでいる証拠にレンガのような縁取りが見える。このヴィンテージはもう26年近く経っているから、香りも複雑さを増している。カシスやブラックベリーの果実味が豊かに広がるけど、そこにシダーやタバコのニュアンスが絡んできて、何ともエレガントなんだ。

口に含むと、まずは豊かな果実味が広がり、それから生き生きとした酸味が口の中を引き締めてくれる。タンニンはヴィロードのように滑らかで、全体のバランスがとてもいい。余韻も長く、飲み終わった後もしばらくその味わいに浸れるんだよ。デキャンタージュしてから大きめのグラスで楽しむと、このワインのポテンシャルを存分に味わえると思うよ。