第28巻
ヴォーヌ・ロマネ・クロ・パラントゥー 1985

ピノ・ノワールの芸術を極めた一本。
振り返る乙女のように、甘やかで官能的。
- 国
- フランス
- 地域
- ブルゴーニュ
- 葡萄
- ピノ・ノワール100%
- 年代
- 1985年
- 生産者
- アンリ・ジャイエ
- 登場シーン
- クリストファー・ワトキンスが飛行機で飲んだワイン。口に含んだときのすげない後ろ姿が、まるで恥じらう乙女が振り返るように、甘やかに変わっていく。
総合 68 / 100
テイスティングノート
これ、アンリ・ジャイエが手がけたヴォーヌ・ロマネ・クロ・パラントゥー1985なんだよ。ブルゴーニュの中でも特に稀少で、ピノ・ノワール100%のこのワインは、ジャイエの醸造哲学が詰まってるんだ。彼がフランスのワイン業界でどれだけの影響力を持っていたか、これを飲めばすぐにわかるよ。
このワインは『神の雫』第28巻で、クリストファー・ワトキンスが飛行機で飲んでいたシーンに出てくるんだ。彼が最初に口に含んだときには、少しすげない表情だったけど、次第にその表情が甘やかに変わっていったんだよね。まるで恥じらう乙女が振り返るような、そんな印象を与えるワインなんだ。
グラスに注いでみると、熟成したピノ・ノワールらしいガーネット色で、縁には少しオレンジがかっている。香りは、紅茶やスーボワ、乾燥したハーブが感じられて、複雑さが際立っているよ。口に含むと、まろやかな果実味が広がって、酸味は力強くもしなやかで、タンニンはシルクのように滑らかに口の中で溶け込む感じ。余韻も長く、飲むたびに新たな発見をさせてくれる。
これはまさに、エレガントで余韻が長いワインだね。デカンタージュせず、このままグラスでじっくり楽しむのがいいと思うよ。