第28巻
シャトー・ラフルール 1994

熟成の美学、その真髄を味わえ
初恋の記憶を解き放つ、時の使者。
- 国
- フランス
- 地域
- ボルドー
- 葡萄
- カベルネ・ソーヴィニヨン、メルローほか
- 年代
- 1994年
- 生産者
- シャトー・ラフルール
- 登場シーン
- クリスが持ってきた第四の使徒。島崎藤村の「初恋」。
総合 70 / 100
テイスティングノート
シャトー・ラフルールは、フランスのボルドー地方で生まれた名門ワインなんだよ。カベルネ・ソーヴィニヨンとメルローがメインで、ボルドーの中でも特にエレガントなスタイルが特徴さ。1994年のヴィンテージは、今ちょうど飲み頃に達していて、開けるのが楽しみな一本だね。
このワインは『神の雫』の第28巻に登場するんだよ。クリスが持ってきた第四の使徒として、島崎藤村の「初恋」をテーマにしているシーンで出てくる。このワインを通じて、初恋の甘酸っぱさと共鳴する何かが感じられると語られているんだ。
グラスに注いだ瞬間、深みのあるガーネット色が美しいんだ。香りは開いていて、ブラックチェリーやカシスの果実感がまず広がり、その後にスーボワやタバコのニュアンスがやってくる。口に含むと、豊かな果実味が広がり、酸味はなめらかで、タンニンはヴィロードのように感じられる。バランスもしっかりしていて、余韻は長く複雑。これが熟成の成せる技なんだ。