第2巻
テヌータ・ディ・トリノーロ 1999

トスカーナの秘密兵器
まるでトスカーナの風が吹き抜けるような一杯だよ。
- 国
- イタリア
- 地域
- トスカーナ
- 葡萄
- カベルネ・フラン、メルロー、カベルネ・ソーヴィニヨンほか
- 年代
- 1999年
- 生産者
- テヌータ・ディ・トリノーロ
- 登場シーン
- 本間が部屋で話しかけていたワイン
総合 78 / 100
テイスティングノート
テヌータ・ディ・トリノーロは、トスカーナの美しい景観の中にあるワイナリーで、この地で育ったカベルネ・フラン、メルロー、カベルネ・ソーヴィニヨンなどがブレンドされているんだよ。創設者のアンドレア・フランケッティが1990年代に始めたこのプロジェクトは、ボルドーの品種を用いることでイタリアワインに新風を吹き込んだんだ。
第2巻では本間が部屋でこのワインを語っていたシーンがあったね。彼がどんな風にこのワインを感じたのか、興味深かったよ。時代を超えて伝わるその風味や香りが、どんなふうに彼の心に響いたのか、ぜひ自分の舌でも確かめてみてほしい。
さて、この1999年のヴィンテージをグラスに注いでみると、色合いは深いガーネットで、縁に少しブリック色が見えるよ。香りは開いていて、ブラックチェリーや干しプラムが中心に広がる感じ。紅茶やスーボワのニュアンスもあって、熟成感がしっかりと感じられるね。
口に含むと、果実味はしっかりとしていて、豊かなフルボディが舌に乗る。酸味は力強くて、タンニンはヴィロードのように滑らかで、しっかりとした骨格を持っている。余韻は長くて、複雑な要素が次々と現れるから、飲み終わった後もじっくり楽しめるんだよ。これを飲むときは、少し大ぶりのグラスで、デカンタージュしてから飲むといいかもね。