第22巻
エチュード・ピノ・ノワール 2000

アメリカのピノ・ノワール、深淵な表情
無彩色のリトグラフのように、確かな輪郭とそっけなさ。
- 国
- アメリカ
- 地域
- カリフォルニア
- 葡萄
- ピノ・ノワール100%
- 年代
- 2000年
- 生産者
- エチュード
- 登場シーン
- ナパ・バレー・ワイン・トレインで一青とローランが飲んだワイン。ジョルジュ・ブラックの無彩色のリトグラフのような、はっきりとした輪郭と主張を持ちながらどこかそっけない表現のワイン。
総合 68 / 100
テイスティングノート
カリフォルニアの名門エチュードが手がけるこのピノ・ノワールは、まさにナパ・バレーの豊かな日差しを受けた逸品なんだよ。2000年ヴィンテージは、ピノ・ノワール100%で造られていて、その年の気候が反映されたワインになっている。エチュードのワインは力強さと優雅さを兼ね備えていることで知られているけど、このボトルもその例に漏れないね。
このワインは、第22巻で一青とローランがナパ・バレー・ワイン・トレインで楽しんでたんだ。『ジョルジュ・ブラックの無彩色のリトグラフのような、はっきりとした輪郭と主張を持ちながらどこかそっけない表現』という描写がぴったりで、まるで芸術作品を味わってるような気分になれるよ。
開けた瞬間に感じるのは、レンガ色がかった深いルビーの色調。熟成によって色合いが変わり始めていて、グラスを回すと美しい脚が見えるんだ。香りは、熟したラズベリーやチェリー、それに乾燥したハーブのニュアンスが混ざり合って、複雑なアロマを楽しめる。まるで秋の森を歩いているような錯覚を覚えるよ。
口に含むと、豊かな果実味が広がり、なめらかな酸味がそれを支えているんだ。タンニンはヴィロードのように柔らかく、全体としてはバランスが取れていて、しっかりした骨格を感じる。余韻は長く、飲み終わった後もしばらくその余韻を楽しめるんだ。大ぶりのグラスでゆっくり味わうのがオススメだね。