第16巻
シャトー・ラ・ラギューン 1970

優雅さとエキゾチックな調和
エキゾチックな香りと貴婦人のような優雅さ
- 国
- フランス
- 地域
- ボルドー
- 葡萄
- カベルネ・ソーヴィニヨン、メルローほか
- 年代
- 1970年
- 生産者
- シャトー・ラ・ラギューン
- 登場シーン
- ラベル不明のワインを試飲した中の一つ。古典バレエのラ・バヤデールのようなワイン。エキゾチックな東洋の香辛料を思わせるけぶるようなアロマがあって、それでいて貴婦人のように優雅なワイン。ラギューヌとも表記。
総合 72 / 100
テイスティングノート
1970年のシャトー・ラ・ラギューンを開けると、まるで時を超えて旅するような気持ちになるんだよ。このボルドーのワインは、カベルネ・ソーヴィニヨンとメルローを主に使ったブレンドで、長い年月を経てその魅力を深めてきたんだ。この一本を開ける理由は、その優雅さと歴史が詰まっているから。ワイン好きなら、一度は味わってみたいボトルだよね。
第16巻で登場したシーンを思い出してごらんよ。ラベル不明のワインを試飲する場面で、このワインはまるで古典バレエの『ラ・バヤデール』を彷彿とさせる存在感を持っていたんだ。エキゾチックな東洋の香辛料を思わせるような、煙るような香りが漂ってきて、それが貴婦人のように優雅に広がっていく様子が描かれていたよ。
グラスを傾けると、その色合いはレンガ色にオレンジがかった縁取りが見えて、歳月を感じさせるね。香りは開いていて、紅茶やスーボワ、ドライハーブのような複雑で深い香りが鼻孔をくすぐる。口に含むと、熟したブラックベリーの果実味が豊かに広がり、酸味はまろやかで、タンニンはヴィロードのようにしなやか。飲むたびに新しい発見があるかのように、バランスが取れているんだ。
最後に、余韻は長くて、いつまでもその優雅さが口の中に残る感じなんだ。こんなワインは、ちょっと特別な場面でゆっくりと味わいたいね。デカンタージュして、18℃くらいで出すといいよ。