第11巻
シャトー・ヌフ・デュ・パプ 1981

黄昏の余韻を紡ぐワイン
黄昏の彼方に誘われる余韻。
- 国
- フランス
- 地域
- ローヌ
- 葡萄
- グルナッシュ、シラーほか
- 年代
- 1981年
- 生産者
- シャトー・ボーカステル
- 登場シーン
- 一青が第三の使徒候補として持ち込んだワイン。黄昏を感じるワイン。
総合 73 / 100
テイスティングノート
シャトー・ボーカステルは、ローヌ地方の名門なんだよ。そこで作られるシャトー・ヌフ・デュ・パプは、グルナッシュとシラーを主体にした赤ワインで、古典的なスタイルを持ちながらも、革新を恐れない姿勢が感じられるんだ。この1981年のヴィンテージは、45年の瓶内熟成を経て、特別な瞬間を演出してくれる一本だよ。
このワイン、第11巻に登場するんだけど、一青が第三の使徒候補としてこのワインを選んだんだ。黄昏を感じるワインなんて、詩的だよね。彼がこのワインを選んだ理由が、グラスを傾けただけで伝わってくるんだ。
グラスに注ぐと、深いルビー色からレンガ色に移り変わる縁が見えるよ。これを見ただけで、長い歳月が詰まっているんだなって感じる。香りはとても複雑で、熟したプラムやブラックベリーの香りに、スパイスやドライハーブのニュアンスが合わさっている。口に含むと、まろやかでヴィロードのようなタンニンが広がり、酸味もなめらかでしっかりしてる。果実のふくよかさとしっかりとした骨格が絶妙なバランスを持っていて、長い余韻が続くんだ。
このワインを飲むと、時間が止まったような感覚になるよ。飲むなら少し大ぶりのグラスで、ゆっくりとその世界観に浸るといいかも。