第5巻

ヴォーヌ・ロマネ レ・ジャッセ 2002

ヴォーヌ・ロマネ レ・ジャッセ 2002

鮮やかな水面に映る赤い花々の香り

澄んだせせらぎの中に漂うバラと苺の調和

国
フランス
地域
ブルゴーニュ
葡萄
ピノ・ノワール100%
年代
2002年
生産者
ジャン・イヴ・ビゾー
登場シーン
美島がカオリに出した赤ワイン。ゆたかなせせらぎ。きらきらと水面が輝いてたくさんの紅い花々がそこに映し出されている。水は手で掬うととても澄んでいて、バラの香りと新鮮な苺の切ないような甘酸っぱさが、どこからともなく近づいてくるようなワイン。
酸味タンニンボディ果実味余韻複雑さ72/ 100

総合 72 / 100

テイスティングノート

ジャン・イヴ・ビゾーが作るヴォーヌ・ロマネ レ・ジャッセは、ブルゴーニュのピノ・ノワールの真髄を感じられる一本なんだよ。2002年ヴィンテージで、24年の熟成を経て、今まさに飲み頃だ。これを手に取ったら、その年月がもたらす複雑な魅力を味わうことができるよ。

『神の雫』第5巻では、美島がカオリにこのワインを出すシーンがあるんだけど、そのときの雰囲気がまるで豊かなせせらぎの中で、きらきらと水面に映る紅い花々を眺めているような描写なんだ。バラの香りや新鮮な苺の甘酸っぱさが漂ってきて、思わず手を伸ばして水を掬うような気持ちになりそうだね。

グラスに注いでみると、レンガ色がかった縁が見える、きれいなガーネット色。香りを嗅ぐと、最初にバラの花びら、その後にスーボワや紅茶のニュアンスが感じられるよ。口に含むと、酸味はしっかりしていて、タンニンはシルキーで、まるでビロードのような滑らかさ。しっかりとしたボディが果実味を支えていて、全体的にエレガントで引き締まった印象だよ。

そして余韻は長く、フルーティーな甘さが心地よく残るんだ。温度はちょっと低めの14〜16℃くらいで、少し大きめのグラスで楽しむといいよ。デカンタージュは必要ないから、開けたらそのままゆっくりと味わってみて。