第5巻
ボンヌ・マール 2001

ミステリーを解き明かす赤
深い内向性とストイックさが詰まった一杯
- 国
- フランス
- 地域
- ブルゴーニュ
- 葡萄
- ピノ・ノワール100%
- 年代
- 2001年
- 生産者
- ロベール・グロフィエ
- 登場シーン
- ヴィンテージを教えるためにロベールが雫に飲ませた赤ワイン。容易に近づけないそういうストイックさと深い内向性。簡単には解き明かせない難しさ。そう、たとえて言うならよくできたミステリー小説みたいなワイン。
総合 73 / 100
テイスティングノート
ロベール・グロフィエのボンヌ・マール2001は、ブルゴーニュの名高いピノ・ノワールの一つで、特にこのヴィンテージは特別な魅力を持っているんだよ。ピノ・ノワール100%で造られていて、ブルゴーニュの豊かな土壌と気候をしっかりと表現しているんだ。25年の熟成を経たこのワインを開けるとき、まさに小さな冒険が始まるんだ。
第5巻でこのワインは、雫にヴィンテージの奥深さを教えるために登場したんだ。まるでよくできたミステリー小説みたいで、簡単には解き明かせない複雑さがあるんだよ。すぐにはその本質を理解できないからこそ、飲むたびに新しい発見があるんだ。
見た目は深みのあるガーネット色で、縁にかすかにオレンジがかっているのが年を重ねた証拠だよ。香りはね、まずはブラックチェリーやスミレの香りがふわっと広がって、次に紅茶やドライハーブのニュアンスが続くんだ。口に含むと、果実味が豊かで、酸味は力強く、タンニンは緻密でしっかりしている。すべてが絶妙なバランスで調和しているんだ。
そして余韻がすごいんだよ。口の中に長く残るこの満足感は、まるで最後のページをめくるような感覚だよ。しっかりした骨格と深い複雑さがありながら、それが互いに溶け合って、飲むたびに新しい魅力を見せてくれる。そんな一本を、ぜひ君にも体験してほしいな。