第27巻
ロマネ・コンティ 1940

歴史が香る至高の一滴
朝焼けに染まる富士のような威厳。
- 国
- フランス
- 地域
- ブルゴーニュ
- 葡萄
- ピノ・ノワール100%
- 年代
- 1940年
- 生産者
- ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ
- 登場シーン
- 豊多香がロベールに託し、一青とロベールが飲んだワイン。朝焼けだ。燃えるようなオレンジの空。おお……、朝日に照らし出されるあの巨大な山容は……、富士だ!
総合 68 / 100
テイスティングノート
ロマネ・コンティは、ブルゴーニュ地方の最高峰とも言われるワインで、ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティという名門によって丹念に造られているんだよ。ピノ・ノワール100%で、収量も極端に少ないため、手に入れるのは本当に難しいワインなんだ。この1940年ヴィンテージは、戦時下にもかかわらず、その美しさと力強さで多くの愛好者を魅了し続けてきたんだ。
このワインは『神の雫』第27巻で登場するんだけど、豊多香がロベールに託した特別な一本なんだ。一青とロベールが飲んだシーンでは、朝焼けのようなオレンジ色の空が広がっていて、その背景に富士山が見えるような描写がされているんだよね。このシーンを思い浮かべると、ワインの持つ壮大なスケール感を感じられるんだ。
グラスに注ぐと、その色は深いガーネットからオレンジがかったレンガ色に変わり、時の流れを感じさせるよ。香りは、紅茶やスーボワを思わせる複雑なアロマが広がり、そこにドライハーブのニュアンスが重なるんだ。口に含むと、まず感じるのはシルクのように滑らかな舌触り。それから、熟成によって柔らかくなった酸とヴィロードのようなタンニンが調和して、バランスがとても良い。余韻も長く、果実の甘美さと複雑な香りが口の中に残り続けるんだ。
これを飲むなら、16℃くらいに少し冷やして、大ぶりのグラスでじっくりと時間をかけて楽しむのがいいね。