Volume 27

第27巻

登場順·9本公開中 9本

  1. 1ビルカール・サルモン キュヴェ・エリザベス・サルモン ブリュット・ロゼ 2000公開中ビルカール・サルモン キュヴェ・エリザベス・サルモン ブリュット・ロゼ 2000ビルカール・サルモン一青が持ってきた第八の使徒候補。1818年から続く伝統あるシャンパーニュ・メゾン「ビルカール・サルモン」。その創始者であるエリザベス・サルモンを讃えて造られたスペシャル・ロゼ。このワインは強さと優しさを同時に携えた女性である。そして見上げるように高く、完璧なバランスで葉を繁らせる。一本の樹であり、モニュメントである。彼女は風に揺らぎながら、私を無言で受け入れてくれる。誰よりも優しく、誰よりも厳しく。あなたは手を差し伸べ、私を導いてくれる、後ろ姿の「マドンナ」。優雅な女性の微笑みを泡に込めてビルカール・サルモンはシャンパーニュ地方で1818年から続く歴史あるメゾンで、このキュヴェ・エリザベス・サルモン ブリュット・ロゼは特にその名を讃えるために造られた特別なロゼなんだよ。シャルドネとピノ・ノワール、そしてピノ・ムニエを使った贅沢なブレンドで、ひと口飲むとその優雅さと力強さが同時に感じられるんだ。 このワインは『神の雫』の第27巻で、一青が第八の使徒候補として持ってきた場面に登場するんだよ。彼はこのシャンパーニュを高く評価していて、「強さと優しさを同時に持つ女性のようだ」と語っている。まるで完璧にバランスのとれた一本の樹のようで、その樹は風に揺れながら私たちを包み込んでくれる。彼の言葉を借りるなら、このワインはまさに「後ろ姿のマドンナ」だね。 グラスに注ぐと、その色はオレンジがかった淡いピンクで、細かくきめ細やかな泡が立ち上る。香りは最初に赤い果実、例えばイチゴやラズベリーのニュアンスが感じられて、その後にほのかにスーボワの香りが広がる。一口飲むと、シャープで活気のある酸が口中を包み込み、フレッシュな果実味が優雅に広がるんだ。余韻も長く、最後までその華やかさが残る。 全体的に、このシャンパーニュは年を重ねたことで複雑さと深みが増して、まるで熟成された芸術作品のような雰囲気を持っている。供出温度は8〜10℃がベストで、少し大きめのグラスで楽しむと香りがより引き立つよ。レビューを読む
  2. 2ジャック・セロス・キュヴェ・エクスキーズ NV公開中ジャック・セロス・キュヴェ・エクスキーズ NVジャック・セロス雫が見つけてきた第八の使徒。透明だがわずかに黄金色を帯びている。立ち上る泡は繊細で、それでいて充分な力強さを持っている。宝石をちりばめたように煌めきながら、官能的な香を飲もうとする者に届けに来る。このワインは、誰しもが心に抱き続ける憧れの女性を讃えて風が奏でる、過ぎ去り日のセレナーデ。心に響くセレナーデの泡これ、ジャック・セロスのキュヴェ・エクスキーズっていうシャンパーニュなんだよ。シャルドネ、ピノ・ノワール、ピノ・ムニエを使ってて、非ヴィンテージの泡なんだ。生産地はもちろんフランスのシャンパーニュで、これがまた特別な一本。造り手のセロスは、アートのようにシャンパーニュを作ることで知られてるんだ。 このワインは『神の雫』の第27巻で、雫が見つけてきた第八の使徒として登場するんだ。透明でわずかに黄金色を帯びた色合いを見てると、まずその美しさに目を奪われる。泡が繊細で、でも力強さも持ってて、まるで宝石を散りばめたような輝きなんだ。香りをかいでいると、心の中に抱き続ける憧れの女性、その人を讃えるようなセレナーデを奏でる風景が浮かぶんだ。 テイスティングだとね、先に立ち上る香りがすごく華やかで、白桃や洋ナシのようなフルーティーさがあるんだ。それにシャンパーニュ特有のトーストやブリオッシュのような香りも混ざって、複雑なんだよね。口に含むと、酸が生き生きとしてて、すごくクリスプ。泡が口の中で細かく弾けて、上品さを感じるよ。余韻は長く、まるで映画のエンディングのように心に残る。こういうワインは、8〜10℃くらいで楽しむといいよ。レビューを読む
  3. 3シャトー・ラフィット・ロートシルト 1945公開中シャトー・ラフィット・ロートシルト 1945シャトー・ラフィット・ロートシルト一青がスタッフの慰安にふるまったワイン。歴史を語るグラス一杯シャトー・ラフィット・ロートシルトは、ボルドーの中でも特に名高い一級畑。特に1945年のヴィンテージは、第二次世界大戦終結の年であり、象徴的なワインとして知られている。主にカベルネ・ソーヴィニヨンを中心に、メルローなどがブレンドされ、その優雅さと長寿命で愛されているんだよ。 このワインは、第27巻で一青がスタッフに振る舞ったシーンで登場するんだ。彼が選んだのは、疲れた心と体を癒すための贅沢な一杯。スタッフたちは、時間をかけて熟成されたこのワインの香りや味わいに感動していたよ。特別な瞬間をより豊かにするためのワインだってことを実感したんだ。 グラスに注ぐと、深いガーネット色が広がり、縁にはオレンジがかった色調が見えるんだ。香りをかぐと、ドライハーブや紅茶、スーボワが漂い、時間を経た複雑な香りが広がる。口に含むと、豊かな果実味とともに力強い酸味が感じられ、ヴィロードのような滑らかなタンニンが舌の上を優しく滑る。 余韻は長く続き、口の中に熟成された深みを残す。これを飲むときは、少し時間をかけてデカントしてから、ゆっくりと楽しむといいよ。レビューを読む
  4. 4ドゥブル・アリアニコ NV公開中ドゥブル・アリアニコ NVフェウディ・ディ・サン・グレゴリオ&ジャック・セロス雫の快勝を祝ってモノポールで飲んだスプマンテ。フェウディ・ディ・サン・グレゴリオとドメーヌ・ジャック・セロスのコラボワイン。ピンクがかったオレンジ色で、香はトロピカルフルーツ。甘くて爽やかな、ちょっと秋が迫った夏の夕暮れのようなワイン。二つの土地が織りなす泡の芸術ドゥブル・アリアニコは、イタリアのフェウディ・ディ・サン・グレゴリオとフランスのジャック・セロスが手を組んで作り上げたスパークリングロゼワインなんだよ。カンパーニャとシャンパーニュの融合から生まれたこのワインは、シャルドネ、ピノ・ノワール、ピノ・ムニエという三種類のブドウが絶妙にブレンドされている。シャンパーニュの伝統とイタリアの情熱が一本のボトルに詰まっているんだ。 このワインは『神の雫』第27巻で、雫の快勝を祝う場面で登場するんだよ。モノポールで開けられたこのスプマンテは、ピンクがかったオレンジ色で、とても華やか。トロピカルフルーツの香りがふわっと広がり、まるで夏の終わりを告げる夕暮れを思わせるような甘く爽やかな味わいが印象的なんだ。 まず外観からして、ピンクがかったオレンジの色合いが目を引くよね。泡は繊細で長く持続し、グラスの中で美しく踊るんだ。香りはトロピカルフルーツが主体で、特にマンゴーやパパイヤのような南国の果実が感じられる。口に含むと、その甘さと酸味のバランスが絶妙で、生き生きとした酸が全体を引き締めている感じ。口当たりは柔らかく、優雅に広がっていく。 余韻もまた長く、飲み終わった後もフルーツの香りが鼻に残るよ。これは、特別な瞬間をさらに特別にする一本だね。少し冷やして飲むと、その爽やかさがより一層引き立つよ。レビューを読む
  5. 5ロマネ・コンティ 1940公開中ロマネ・コンティ 1940ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ豊多香がロベールに託し、一青とロベールが飲んだワイン。朝焼けだ。燃えるようなオレンジの空。おお……、朝日に照らし出されるあの巨大な山容は……、富士だ!歴史が香る至高の一滴ロマネ・コンティは、ブルゴーニュ地方の最高峰とも言われるワインで、ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティという名門によって丹念に造られているんだよ。ピノ・ノワール100%で、収量も極端に少ないため、手に入れるのは本当に難しいワインなんだ。この1940年ヴィンテージは、戦時下にもかかわらず、その美しさと力強さで多くの愛好者を魅了し続けてきたんだ。 このワインは『神の雫』第27巻で登場するんだけど、豊多香がロベールに託した特別な一本なんだ。一青とロベールが飲んだシーンでは、朝焼けのようなオレンジ色の空が広がっていて、その背景に富士山が見えるような描写がされているんだよね。このシーンを思い浮かべると、ワインの持つ壮大なスケール感を感じられるんだ。 グラスに注ぐと、その色は深いガーネットからオレンジがかったレンガ色に変わり、時の流れを感じさせるよ。香りは、紅茶やスーボワを思わせる複雑なアロマが広がり、そこにドライハーブのニュアンスが重なるんだ。口に含むと、まず感じるのはシルクのように滑らかな舌触り。それから、熟成によって柔らかくなった酸とヴィロードのようなタンニンが調和して、バランスがとても良い。余韻も長く、果実の甘美さと複雑な香りが口の中に残り続けるんだ。 これを飲むなら、16℃くらいに少し冷やして、大ぶりのグラスでじっくりと時間をかけて楽しむのがいいね。レビューを読む
  6. 6コッレマットーニ・ロッソ・ディ・モンタルチーノ 2008公開中コッレマットーニ・ロッソ・ディ・モンタルチーノ 2008コッレマットーニ雫が元カノの早見詩乃と飲んだワイン。このワインは夏の日の一夜の恋。高原のリゾートで出会った二人が夏の終わりと共に別離していく。でもそこに残る想い出は、もしかしたら彼らの人生のその後に、いつまでも一枚のセピア色の写真のように残り続けるかもしれない。そんなワイン。夏の日の一夜の恋を感じるワイン。コッレマットーニのロッソ・ディ・モンタルチーノ、2008年ヴィンテージを開けてみたんだよ。トスカーナの陽光をたっぷり浴びて育ったワインで、サンジョヴェーゼ種の良さが詰まってるんだ。この生産者は、地元の伝統を大切にしつつ、現代的なアプローチも取り入れているって話だよ。 このワインが登場した『神の雫』第27巻では、雫が元カノの早見詩乃と一緒に飲んでたシーンがあったね。まるで夏の高原での短い恋のようなワインなんだ。二人が夏の終わりと共に別れても、その思い出はセピア色の写真として心に残るんじゃないかな、そんな描写だったよ。 グラスに注いだ瞬間、深いガーネット色が印象的で、レンガ色にほんのり変わり始めているのがわかるんだ。香りは開いていて、乾燥したイチジクやブラックチェリーの豊かな香りが漂ってくる。それに加えて、スパイスやほのかなスーボワのニュアンスも感じられるから、多層的な香りが楽しめる。 口に含むと、しっかりとした骨格を感じるね。酸味は生き生きとしていて、タンニンはシルクのように滑らかに溶け込んでいる。果実味の豊かさと相まって、全体的にバランスが取れていて、余韻も長く続くよ。このワインは、時間をかけてゆっくり楽しむのがいいね。レビューを読む
  7. 7シャトー・モン・ペラ 2005公開中シャトー・モン・ペラ 2005ローザン・デスパーニュ藤枝が雫と詩乃に飲ませたワイン。過去に雫はロックバンドクイーンのワインと表現した。優雅に響くボルドーの音色シャトー・モン・ペラは、ボルドー地方のローザン・デスパーニュが手掛ける赤ワインなんだよ。カベルネ・ソーヴィニヨンとメルローを中心にして、深みのある味わいが特徴。このワイン、2005年ヴィンテージは特に良い年で、天候も恵まれていたから、葡萄が理想的に熟しているんだ。 『神の雫』第27巻では、藤枝が雫と詩乃にこのワインを飲ませるシーンが出てくるね。雫が過去に「ロックバンドクイーンのワイン」と表現したこともあって、どんな音楽を感じるのか興味深くてさ。ボルドーのワインが持つ力強さと華やかさを感じさせる表現だよ。 見た目は深いガーネット色で、縁には少しオレンジがかってきた感じがあるのさ。香りを嗅ぐと、熟したカシスやブラックチェリー、そして乾燥したプラムの香りが漂ってくる。時間を置くとさらにスミレやドライハーブのニュアンスも顔を出すんだよ。アタックは力強く、まろやかな果実味が口いっぱいに広がる。酸は生き生きとしていて、タンニンはとても緻密。余韻も長く、ゆっくりと続くんだ。 このワイン、エレガントで余韻が長いから、特別な日に開けるといいよ。デカンタージュしてから飲むと、さらに複雑な香りが楽しめると思うんだ。レビューを読む
  8. 8プイィ・フュメ・シレックス 2006公開中プイィ・フュメ・シレックス 2006ディディエ・ダグノー藤枝が詩乃に飲ませたワイン。永遠と継承。高原の乾いた風を追いかけながら飛んでゆくと、ほら見えてくる。白い花に囲まれた水辺。そこにふつふつと湧き出る透明な躍動感。生命が溢れ、金色の日差しの下に生きとし生ける者が集まってくる。命の泉だ。このワインを造ったロワール地方の天才醸造家ディディエ・ダグノーは、軽飛行機事故でもうこの世にはいない。だがこうして残されたワインの数々は、我々に永遠に忘れない感動を残してくれる。透明な命の泉ディディエ・ダグノーが手掛けたプイィ・フュメ・シレックスは、ソーヴィニヨン・ブランの真髄を表現した一本なんだ。ロワール地方の冷涼な気候と独特の土壌が、このワインに特別なミネラル感をもたらしている。2006年ヴィンテージは、彼の名声がますます高まっていた頃の作品で、彼のワイン哲学が詰まっている一例なんだよ。 このワインが『神の雫』第27巻で登場したシーンでは、藤枝が詩乃にこのワインを飲ませるんだ。彼の言葉が、まるで永遠と継承を象徴するような高原の乾いた風を追いかけるように、生命の泉として描かれているんだよ。白い花に囲まれた水辺を思い起こさせるような、透明で躍動感のある味わいを持っていると表現されるんだ。 さて、グラスに注いで色を見てみると、ほんのりとした金色の輝き。香りをかぐと、まっさきに感じるのは火打石のようなミネラル感。それから、グレープフルーツや青リンゴの爽やかな香りが広がってくる。このワインの酸味はシャープで生き生きとしていて、口に含むとその酸味が全体の味わいを引き締める感じなんだ。味わいはスリムでミネラルが効いていて、後口には長い余韻が続くよ。 冷やして飲むと、さらにスムーズで滑らかな口当たりになる。特に、白ワインが好きな人にはたまらない一品だね。レビューを読む
  9. 9シャトー・シャロン 1921公開中シャトー・シャロン 1921ジャン・ブルディ割ってしまった台湾の陳年紹興酒の代わりに、一青が用意したワイン。フランスのジュラ地方で造られるヴァン・ジョーヌ。いわゆる「黄ワイン」。このワインは永遠の命を持っているかのようだ。たとえその肉体は滅びても、伝説として美を讃えられ続けてきた永遠の美女「楊貴妃」のように。永遠の命を持つヴァン・ジョーヌジャン・ブルディのシャトー・シャロン、1921年ヴィンテージを開けると、そこにはジュラ地方が誇るヴァン・ジョーヌの神髄が詰まってるんだよ。このワインは、まるで時を超越したかのような存在感を放っているんだ。そう、楊貴妃のような永遠の美しさを持っているんだ。 『神の雫』第27巻では、一青が台湾の陳年紹興酒の代わりに用意したワインなんだ。フランスのジュラ地方で造られるこのヴァン・ジョーヌは、まるで永遠に語り継がれる美人のように、飲む者を魅了してやまないんだよ。 グラスに注いでみると、その色は深い黄金色で、まるで古代の宝石のような輝きなんだよ。香りを嗅ぐと、ナッツやドライフルーツ、そしてスパイスの奥深いニュアンスが広がるんだ。口に含むと、豊かな酸味が残りつつも、熟成からくる丸みが全体を包み込む。余韻も長く、複雑なハーモニーが続いていくんだ。まさに、永遠を感じさせる一本だと思うよ。レビューを読む